読書を趣味にすること。
私は、本を読むという行為を一日中することができる。
朝起きて、朝食をとり、読書開始。
お腹がすいたら昼食をとり、読書開始。
その後も、読書、読書、で、眠くなって就寝。
この生活で、果たして良いのだろうか。そんな問いを自分自身にしたくなるときがある。
他の趣味であれば、自分自身の成長。たとえば、スポーツ系であれば、できなかった技やタイムが縮むなどの成果をかんじることができる。
しかし、読書はどうだろう。
本を読むスピードが速くなりたい、本の内容をより深く理解できるようになりたい。
そんな欲求は私の中にはない。
自分自身の成長は、ものすごくゆっくりで、あまり目に見えない形なのだろう。
それがもどかしくもあり、虚しさであったり、その他の趣味に比べると若干劣るところでもあるのは否めない。
しかし、本を読むということ自体が楽しい。
これは他の趣味にも共通していることで、その行為自体を楽しめるかどうかが大切なのではないだろうか。
何かしらの行為を楽しめるかどうか。
その行為ではなく成長を楽しんでいるとしたら、成長してしまえば楽しくなくなる。
そのような趣味をたくさん経験してきた。
読書はというと、先ほども言ったように、成長はゆっくりであり、意識はさほどしていなく、本を読むという行為自体を楽しんでいる。
たまに読書をしていてもと考えてしまうことがあるが、楽しいから辞められないし、これからも続けていくだろう。
以前よりも、成長や成果を求める読書をしないようになって、純粋に読書を楽しめてきている。